フェーズ1 ウェブ会議について 民事裁判IT化

 民事裁判IT化が始まり、初めて訴訟で、ウエブ会議を行うことになりました。

 日弁連のホームページにマニュアルがありましたが、それなりに量もあり、ITが得意とは言えない私には多少わかりにくいところがありました。

 自分の備忘のために、実際の手続きを書いてみたいと思います。

1 機器の購入 

 まず、普段使っているデスクトップPCにはカメラとマイクがなかったため購入しました。

 購入したのは、Vitade 960Aというウエブカメラです。

 アマゾンで¥5,099でした。安いのか高いのかもわかりません。

 下記の様に長ったらしくアマゾンでは、説明されていますが、写れば良い、音が拾えれば良いという基準で適当に購入しました。数千円のもので良いとマニュアルでは説明されてました。

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 おっさんの顔の写りに誰も興味がないと思いますが、ライトは触るだけで調整できる代物でした。

 使ってみたところ、不満はありません。こちらの音声がどの程度クリアに伝わっているのか自分にはわかりませんが。

 

2 機器の設置

 USBを差し込んでみたら認識されました。

 マイクとカメラが使えるか確かめるために携帯とパソコンでスカイプをしてみたら、きっちり音も映像も撮れていました。

 

3 裁判所からウエブ会議に関して意見を聞かれる。

 期日でも聞かれたのですが、ウエブ会議をすることについての意見を回答してほしいとファックスが来ました。ウエブ会議で良いと返答しました。

 

4 裁判所書記官からテストメールを送ってほしい旨のファックスが来ます。

 自分のメールから、裁判所の書式にしたがってテストメールを送ります。

 

5 登録する名前、メールアドレス、電話番号を裁判所に連絡します。

 

6 裁判所から、チームを作成する旨の連絡が来ます。

 

7 裁判所から招待メールが来て、ゲストのアカウントを作成します。

  画面の指示に従うだけでした。認証のために電話等も必要になりました。

 

8 手続き終了を裁判所に連絡する。

 

9 当日チームズを開いて待つ。時間になると裁判所から会議を開始するとのメッセージがチームズ上にでてきます。

  会議を開始するところをクリックして会ウェブ会議の始まり。

  音声が通じているか確認後、通常の電話会議と同じように進行していきます。

  証拠の提出や陳述はしません。

 

10 終わったら、終了のボタンをクリックして終了になります。

 

 最初にやった感想として、映像も音声もクリアですし、慣れてしまえば便利なのかなという印象です。

 スカイプと違って背景にモザイク等かからないので、カメラに写る部分をきれいにしておいた方が良いと思います。